駐車場の土間コンクリート費用|1台分の目安と富山で施工できる時期

駐車場の土間コンクリート費用|1台分の目安と富山で施工できる時期

この記事でわかること

  • 駐車場1台分の土間コンクリート費用の目安
  • ㎡単価だけでは分からない費用の内訳
  • 同じ1台分でも金額に差が出る理由
  • 富山で土間コンクリートを施工できる時期

「駐車場をコンクリートにしたいけれど、サイトによって書かれている金額がバラバラで、結局いくらかかるのか分からない」——そう感じたことはありませんか。

1平方メートルあたりの単価で費用を示しているホームページもあれば、駐車場1台分の総額で示しているホームページもあります。

同じ工事のはずなのに、単価だけを見て計算した金額と、実際の見積もりの金額が大きく違って見えることも少なくありません。

土間コンクリート(どまコンクリート・地面に直接コンクリートを流し込んで固める工事)は、駐車場だけでなく玄関まわりや物置の下などにも使われますが、この記事では駐車場1台分の費用に絞って解説します。

実は、単価だけで計算した金額と実際の総額がかけ離れて見えるのには、単価には含まれない費用があるという理由があります。

この記事では、駐車場1台分の土間コンクリート費用の目安、単価に含まれない費用の内訳、金額に幅が出る理由、そして富山で施工できる時期まで、愛樹リフォームハウスの実際の対応をもとに解説します。

目次

駐車場1台分の土間コンクリート費用はいくらか|20万〜35万円が目安

駐車場1台分の土間コンクリート費用の目安を示した図

駐車場1台分の土間コンクリート工事の費用は、20万円から35万円が目安です。

普通乗用車1台分の駐車スペースの目安は、国土交通省の資料によると、奥行きおよそ6.0メートル、幅およそ2.5メートルの、15平方メートル程度です。

インターネットで費用を調べると、1平方メートルあたりの単価で金額を示しているホームページを見かけることがあります。

単価だけを見て駐車場の面積に掛け合わせて計算すると、実際の見積もりよりもかなり低い金額に見えてしまうことがあります。

「思っていたより高い」と感じる前に、その単価にどこまでの費用が含まれているかを確認することをおすすめします。

次の章で、20万円から35万円という金額に何が含まれているかを、工事の工程に沿って説明します。

20万〜35万円に何が含まれるか|掘削から仕上げまでの工程とひび割れ対策

土間コンクリート工事の費用に含まれる工程を示した図

20万円から35万円という費用には、駐車場の地面を掘るところから仕上げまでの工程一式が含まれています。

地面がそのままの状態であれば、駐車場の土間コンクリート工事は、大きく次の6つの工程で進みます。

掘削から脱枠までの土間コンクリート工事6工程を比較した図解

まず、地面を掘る掘削工事から始まります。

次に、砕石(さいせき・細かく砕いた石)を敷き詰めて地面を固める砕石下地工事を行います。

そのうえで、コンクリートを流し込む範囲を木材や金属の板で囲う型枠(かたわく)工事を行います。

排水のための桝(マス・雨水を集める箱状の設備)がある場合は、その高さを型枠に合わせる作業も必要です。

続いて、コンクリートのひび割れを抑えるためのワイヤーメッシュ(金属製の網状の補強材)を敷きます。

この6つの工程に加えて、コンクリートを流し込む前には、まわりを保護する養生(ようじょう)を行います。

ここまで準備が整ってから、コンクリートを流し込む打設(だせつ)を行います。

打設から2週間以内、早ければ1週間ほどで、囲っていた型枠を外す脱枠(だっけい)を行い、工事が完了します。

見積もりを見るときは、掘削・砕石下地・型枠・メッシュ敷き・打設・脱枠といった工程がひとつずつ項目として書かれているかを確認すると、工事の範囲を把握しやすくなります。

費用はほとんどかからないが、仕上がりに出る「養生」

この流れのなかで、養生だけは少し性格が違います。

コンクリートを流し込むときには、外壁や既存の土間、カーポートの足などに、固まる前のコンクリート(生コンクリート)が飛び散ることがあります。

シートなどで先に覆っておけば、そうした飛散を防げて、あとの掃除も楽になります。

養生そのものに、大きな費用はかかりません。

そのため、愛樹リフォームハウスでは見積もりの項目として立てていません。

見積書に養生の項目が出てこなくても、手を抜いているという意味ではありません。

きれいに施工している業者は、基本的に養生をしています。

覆ってから作業すると、掃除の手間も掃除の見落としも少なくなり、仕上がりのきれいさに表れるためです。

ひび割れを抑える2種類の目地

なお、コンクリートには、時間の経過とともに細かいひびが入ることがあります。

住宅の相談窓口である住まいるダイヤルの事例でも、駐車場や玄関先のコンクリートのひび割れについて、一定の間隔で伸縮目地(しんしゅくめじ・コンクリートの伸び縮みを逃がすための継ぎ目)を入れておけば防げたという相談が紹介されています。

裏を返せば、目地をどこにどう入れておくかで、あとから出るひび割れの出方は変わります。

愛樹リフォームハウスでは伸縮目地を入れ、カッター目地(固まったコンクリートに機械で切り込みを入れて作る継ぎ目)も多くの現場で入れています。

ひび割れが出やすいのは、駐車場の四隅のあたりから、内側に向かって伸びていく部分です。

伸縮目地は、打設の前に仕上がりの高さが決まった時点で、区切りとなる継ぎ目をモルタル(セメントと砂を水で練った材料)で固めていきます。

カッター目地は、打設のあとに、ひび割れが出やすい角を狙って、まっすぐ深く切り込みを入れます。

どちらも狙いは同じで、ひと続きのコンクリートをいくつかの区画に分けることで、かかる負担を軽くします。

目地をどこに何本入れるかは、駐車場の形や広さによって変わるため、現地を確認したうえでご説明しています。

なお、これは外壁のひび割れとはまた別の話で、コンクリートという材料の性質によるものです。

外壁のひび割れについては、外壁のひび割れを放置した場合のリスクと補修の判断基準で詳しく解説しています。

同じ1台分でも金額に幅が出る理由|残土の量とコンクリートの運び方

同じ1台分でも金額に幅が出る理由を示した図

同じ駐車場1台分の工事でも、20万円から35万円という幅の中でどこに位置するかは、現場の条件によって変わります。

金額に差が出る理由の一つは、掘削で出る土の量です。

掘った土の量が多いと、その処分にかかる費用が加わることがあります。

もう一つの理由は、コンクリートの運び方です。

工場から現場まで運んだコンクリートを駐車場まで流し込む方法には、一輪車で運ぶ方法と、ポンプ車(生コンクリートをホースで押し送る車両)を使う方法があります。

現場の条件によってポンプ車が必要になる場合があり、その場合は5万円から7万円ほどの費用がかかります。

「何平方メートル以上ならポンプ車」という決まりがあるわけではありません。

ポンプ車を使うかどうかは、次のような条件で判断しています。

  • 流し込むコンクリートの量が多いとき
  • 道路に面していない場所で、家の裏やまわりを囲むように施工するなど、打設が難しいとき
  • 夏場で、コンクリートが固まるスピードが速いとき

愛樹リフォームハウスでは、こうした現場でポンプ車を使っています。

ご自宅が当てはまるかどうかは、現地を確認したうえでお伝えしています。

つまり、掘った土の量が少なく一輪車での運搬で済む現場であれば20万円に近づき、残土の処分やポンプ車が必要になる現場では35万円に近づく、というイメージです。

見積もりを比べるときは、金額の高い低いだけでなく、現場の条件がどう違うのかもあわせて確認すると、納得感のある比較ができます。

砂利のままにするか、コンクリートにするか

砂利と土間コンクリートを比べる観点を示した図

駐車場をどうするか迷ったときは、砂利のままにする選択肢と、コンクリートにする選択肢を比べて考えるとよいでしょう。

それぞれの特徴を整理すると、次のようになります。

砂利土間コンクリート
費用の目安(1台分)5万〜6万円程度20万〜35万円
雑草生えることがある生えない
雪かきスコップが砂利をすくいやすい平らでかきやすい
車の出入り砂利が飛ぶ・へこみができる安定している
部分的な直ししやすいしにくい

砂利の費用は、一般的には5万円から6万円程度が目安といわれています。

雪の多い富山では、雪かきのしやすさも比較のポイントになります。

平らなコンクリートのほうがスコップを滑らせやすく、除雪機とも相性がよいといわれています。

一方で砂利は、スコップが砂利ごとすくってしまいやすく、雪かきの負担が大きくなる場合があります。

初期費用を抑えたい場合は砂利、雑草や車の出入りのしやすさを重視する場合はコンクリートというように、優先したいことから選ぶ方法もあります。

なお、雑草対策だけを目的とする場合は、防草シートを敷く方法もあります。

防草シートについては、また別の記事で詳しく取り上げる予定です。

砂利からコンクリートに変えるべきか迷ったら

砂利のままにするか、コンクリートに変えるかは、駐車のしやすさや雪かきの負担、ご予算によって答えが変わります。

愛樹リフォームハウスでは、お問い合わせ後、最短で当日または翌日に現地確認へ伺える場合があります。

現地確認・お見積もりは無料です。

外壁・屋根のことなら、まずは無料の現地確認から

愛樹リフォームハウスでは、お問い合わせ後、最短で当日または翌日に現地確認へ伺える場合があります。現地確認・お見積もりは無料です。ご予算に合わせたご相談にも親身に対応します。

お電話でのご相談:0120-484-747(通話無料)

富山で土間コンクリートを施工できる時期|冬は行っていません

富山で土間コンクリートを施工できる時期を示した図

富山では、積雪が本格化する12月中旬ごろから3月ごろまでのあいだ、土間コンクリートの施工は行っていません。

理由は大きく2つあります。

1つは、気温が低いとコンクリートが乾きにくくなることです。

もう1つは、寒さによってコンクリートにひび割れが起きやすくなることです。

硬化材(こうかざい・コンクリートを固まりやすくする材料)を使う方法もありますが、色ムラや仕上がりの不良につながることがあり、使うタイミングの見極めが難しいものです。

寒い時期のコンクリートについては、国立の研究機関である寒地土木研究所も、硬化する前のコンクリートが氷点下にさらされると凍結し膨張して初期の傷み(凍害)を受けることを指摘しており、いったん傷んだコンクリートは、そのあときちんと管理しても強度が回復しないとしています。

気象庁の富山の平年値でも12月の平均気温は5.7度まで下がり、この時期から本格的な冬に入っていきます。

だからといって、冬のあいだ何もできないわけではありません。

冬季は、外壁のサイディング工事や板金工事、室内のリフォームを中心に対応しています。

年内に土間コンクリートの施工を終えたい場合は、秋のうちのご相談が目安です。

冬のあいだも、現地確認とお見積もりは通常どおり承っています。

雪が積もる前に工事を終えるための時期の考え方は、外壁塗装でも共通する部分があります。

詳しくは外壁塗装の時期はいつがよいかで解説しています。

工事の流れと、車を停められるようになるまで

工事の流れと車を停められるようになるまでを示した図

駐車場1台分の工事は、着工から3週間ほど見ていただくと安心です。

コンクリートを流し込んでから2週間以内に型枠を外す脱枠を行い、そのあとから車を停めていただけます。

工事の期間中は、掘削・型枠の設置・コンクリートの打設・脱枠という順に作業が進みます。

打設から脱枠までのあいだはコンクリートが固まっていく途中にあたるため、車を乗り入れられません。

工事そのものに3週間ほどかかるため、年内の施工をご希望の場合は、秋のうちにご相談いただくと日程に余裕を持てます。

見積もりを取るときに確認したいこと|工程が項目になっているか

土間コンクリートの見積書で確認する点を示した図

土間コンクリートの見積もりを確認するときは、掘削や砕石下地、型枠、メッシュ敷き、目地といった工程が、項目として分けて書かれているかを確認するとよいでしょう。

「駐車場工事一式」とだけ書かれた見積もりでは、どこにどれだけの費用がかかっているのかが分かりません。

愛樹リフォームハウスでは、見積もり項目を細かく分けて「なぜこの工事が必要なのか」までご説明し、納得感のあるお見積もりをお出ししています。

お客様から選ばれる決め手として挙がるのは、「説明が細かくて分かりやすい」「工事の内容が細かく表記されている」という声です。

商談の際には、これまでの施工事例の写真をお持ちして、実際の仕上がりを見ていただきながらご説明しています。

また、土間コンクリートの工事は、生コンクリート車やポンプ車が敷地に出入りし、掘削の際には重機の音も出ます。

外壁の工事と同じように、近隣への配慮が欠かせない工事です。

愛樹リフォームハウスでは、工事開始前にスタッフがご近所へ挨拶と粗品をお持ちしてご挨拶にうかがっています。

なお、業者選びの際に「今すぐ直さないと大変なことになります」といった不安をあおる指摘トークで見積もりを出させようとされた、しつこく訪問された、といった声を伺うこともあります。

その場で即決せず、工程が書かれた見積もりをもとに落ち着いて比較することをおすすめします。

見積書と施工体制の見方は、見積書と施工体制で見極める業者選びのチェックポイントでも詳しく解説しています。

工事を終えたお客様から、「頼んでよかった」というお声をいただくことがあります。

想像以上の仕上がりになったときや、対応に満足いただけたときに、こうした言葉をかけていただきます。

よくある質問(FAQ)

Q. 見積書に㎡単価だけが書かれている場合、何を確認すればよいですか?

単価だけでは、掘削や砕石下地、目地、残土処分費、ポンプ車の要否などが含まれているかが分かりません。
工程が項目ごとに書かれているか、総額でいくらになるかをあわせて確認することをおすすめします。

Q. 工事のあと、どれくらいで車を停められるようになりますか?

コンクリートを流し込んでから2週間以内に型枠を外し、そのあとから車を停めていただけます。
着工から3週間ほど見ていただくと安心です。

Q. 雪が積もっている時期でも相談できますか?

はい、雪が積もっている時期でも、現地確認とお見積もりは通常どおり承っています。
冬のあいだに状態を確認しておき、春以降の施工に備えることもできます。

Q. 砂利の駐車場を、あとからコンクリートに変えられますか?

ご相談いただけます。
ただし今ある砂利をどう処理するかによって工事の内容も費用も変わるため、現地を確認したうえでお見積もりをお出ししています。
まずは今の駐車場の状態をご覧いただくところから始めさせてください。

Q. 同じ1台分でも、金額に幅があるのはなぜですか?

掘削で出る土の量と、コンクリートの運び方によって変わります。
土の量が多いと処分の費用が加わり、現場の条件でポンプ車が必要になる場合は5万円から7万円ほどかかります。
現地を見たうえでお見積もりをお出ししています。

まとめ:駐車場の土間コンクリートで押さえておきたいこと

駐車場の土間コンクリートで押さえる項目を示した図

ここまで、駐車場の土間コンクリート費用について、金額の目安から工程、金額に幅が出る理由、施工できる時期まで解説してきました。

最後に、押さえておきたいポイントを振り返ります。

  • 駐車場1台分の土間コンクリート費用は20万〜35万円が目安
  • ㎡単価だけの表示では、実際の総額が分かりにくいことがある
  • 掘削・砕石下地・型枠・メッシュ敷き・打設・脱枠が工事の主な流れ(このあいだに養生や目地の作業が入る)
  • 残土の量やポンプ車の要否によって金額に幅が出る
  • 砂利との違いは、雑草・雪かき・車の出入りのしやすさ
  • 冬季(12月中旬ごろ〜3月ごろ)は施工を行っていない
  • 見積もりは工程が項目ごとに書かれているかを確認する

愛樹リフォームハウスでは、外壁・屋根・外構をあわせて年間およそ60件の工事をお引き受けしています。

駐車場のことでも、お気軽にご相談ください。

駐車場の広さや状態を見てから、費用を知りたい方へ

駐車場の正確な金額は、広さや掘削の深さ、排水の位置など、実際の現場を見てみないと分かりません。

愛樹リフォームハウスでは、お問い合わせ後、最短で当日または翌日に現地確認へ伺える場合があります。

現地確認・お見積もりは無料で、富山県内であれば出張費もかかりません。

外壁・屋根のことなら、まずは無料の現地確認から

愛樹リフォームハウスでは、お問い合わせ後、最短で当日または翌日に現地確認へ伺える場合があります。現地確認・お見積もりは無料です。ご予算に合わせたご相談にも親身に対応します。

お電話でのご相談:0120-484-747(通話無料)

参考資料

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この記事を書いた人

松川 竜樹のアバター 松川 竜樹 営業統括責任者/リフォームアドバイザー

富山県内の戸建て住宅を中心に、外壁・屋根リフォームの営業・現地調査・ご相談対応を担当しています。
業界経験は約6年、これまでに1,000件以上のご相談に対応し、そのうち外壁・屋根リフォームは600件以上。
住まいの状態やご希望、ご予算を丁寧に伺い、現地調査から見積もり、工事内容のご説明、契約後のフォローまで一貫して対応します。
専門用語をできるだけ使わず、納得して選べる分かりやすいご提案を大切にしています。

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